日本では、小学校で筆の書道を学ぶのが一般的なので
西洋でもみなさん幼少時にカリグラフィーを経験してるのかな?
なんて思っていたのですが、実はほとんどやらないそうです。

歴史あるカリグラフィーを研究して
書字法、装飾法、レタリングを確立したのが
イギリスの Edward Johnston(1872–1944)と言われています。

カリグラフィーにはいろんな書体がありますが、
何をお手本にするか?は、最重要ポイントのひとつです。Edward Johnston がつくったと言われている
ゴシサイズド・イタリック
(ゴシック体とイタリック体をミックスしたような書体です)を
Sheila Waters のお手本を参考に書いてみました。

イタリック体と聞くと「斜体」のイメージがあるのですが、
本来は完全に同じ意味でもないようです。

本書体にはアレンジがいろいろあるようで Sheila のお手本はほとんど傾いていません。
数年ぶりに復習しながら、特徴をつかむために何度も書いてみました。

もう少し練習して作品をつくってみたいと思います。